デンソー期間工その後の人生…
空が曇ってる。本格的に冬って感じか。
久しぶりにこのブログで記事を書いてみようと思った。
「せっかく書いてきたんだしもったい・・・。」
カスみたいなブログだけどそんな謎のもったいない感があって
なかなか削除できずにいる感じです。
まああってもなくても影響のないブログなんだけど。
さて、デンソー期間工を３年満期でやめてから、
すでに３年たってしまいました。
先日、僕がデンソー期間工をはじめてから１年して入社してきた
期間工の友達からラインがあり、３年満期、そして半年開けてから
また同じ職場へ、リピーターとして入りなおしたとのこと。
僕が働いてた当時、同時期に働いていた顔見知りの期間工は
その友人以外にも５人くらいリピーターとして戻っているらしく、
それぞれの名前を聞いて、懐かしくてうれしくなった。
期間工しかできる仕事ないと開き直ってる人とか
社員志望で何度も入りなおしてる50手前の人（仕事はめっちゃできる）、
「こんな底辺の職場やめて正解っすよ！」と
やめて他の会社で正社員になるも
また戻ってきて同じ職場で期間工やってる人、
いろいろいるけど懐かしかった。
みんなそれぞれ人生やってるなーと思った。
また別件で先日、「むかし期間工やってた」って人と知り合ったけど、
期間工時代の話はほんとに盛り上がる。笑
寮がひどいだの仕事がキツいだの上司が変人だの・・・。
そしてそんな期間工時代を経て、いまなにをしているのか？
どんな理由でその仕事や生活をしているのか？
人生は上向いたか？それとも落ちていったのか？
そんな話を聞くのはほんとに楽しい。
僕も手探りでいろいろやってきたけど
人の人生なんてカッコいいもんじゃないんだよな。
カッコいいと思える人生を歩いてそうな人、
そういう人たまにいるけど
本人としてはそう思ってないだろうし、
他人から見えているのはうわべだけなんだろう。
お金もないし社会的地位もない、そして自信もない。
そんな自分を取り繕うため、
インスタとかでキラキラした自分を発信することに
躍起になってる人が、今めちゃくちゃたくさんいる。
これは上辺だけの世界。
半面、
人生うまくいってない、なんとかしたい。
そう思ってる人が多い期間工の人たちと３年、
一緒に暮らし、働いてみた結果、
これがリアルな側だと実感しました。
変だと思われるかもしれないけど、
僕はこの「リアルな側」の方が好きです。
人として親近感がわくから。
人生、まっすぐに目的地までたどり着けることはなく
たくさんもがいて遠回りして、それでも目的地につけない。
そもそも目的地がどこだったのか？
いろんなものにまみれているうちに、忘れてしまった…。
そんなことも人の人生かなと。僕がそうだったし。（今もか）
期間工って底辺扱いされることもあるんだろうけど、
人それぞれのリアルが見れて今後の糧になる経験だった。
デンソー安城で働いてた時は寮から自転車通勤してたけど、
デンソー西尾にいたときなんて細井寮から
期間工をパンパンに乗せたバス（真ん中の通路座席にも人が座る）で
通ってたからね。あれは更なるリアルだと思う。
僕が経験してないだけで他にも過酷な生活環境の会社はあると思うけど
期間工時代に経験できたことはとても大きかった。
期間工をやめた今後の人生、
上向くのか？落ちていくのか？
それともまた期間工を繰り返すのか？
期間工、その後の人生ってのは人それぞれ興味深い。
現在進行形で期間工やってたときは、
先が見えなくて６畳の部屋でひとり、ふさぎ込んだときもあった。
特に寒い冬は気持ちにもこたえた。
今日の冬空をみて当時の期間工生活を思いだしてしまった。
寮から眺めるこんな冬空はまじでつらかったなって思い出。
終わってみればなつかしく思えるのは間違いないんだけど…。
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